無我の境地
心の眼で物の道理をが分かるようになりたいと思った。
まずは無とは何かという事を知る為に、正座をして目を閉じて瞑想をした。
割と長い時間正座をしていたお陰で案の定、足がシビれて動けなくなった。
この時は、もう無我の境地なんてどうでもいいわ!
早くシビれよ無くなれという思いで足をバシバシと叩いた。
余計にビーンという感じが伝わってきた。
何故かは分からないが途中から、そのビーンという感覚が心地良く思える瞬間すらあった。
シビれが無くなりつつあると同時に、足を叩いた時のビーンの感じも弱まっていった。
そのビーンが無くなる時になんとなく寂しいような空しいような想いが走馬灯の如く頭に浮かんだ。
そして消えた。
俺はその時に悟った。
そうか、この感じが無我の境地なんだと・・・。
この表現を許せ!
何故なら俺は頭の中がおめでたい奴だから・・・m(_ _)m