房長が誰かで変わる。

刑務所という小さなコミュニティーの中で一番大事なのは間違いなく、人間関係なのだが、雑居房ならではの苦悩があるという。

それはある意味、工場長が誰。というよりも大事なことでもあると・・・。

何故なら、本来そのような事はあってはならないもだが、房長によってその部屋のルールがあるらしく、厳しいところは、かなりキツイらしい。

ここに書けそうな内容をピックアップして書こうと思う。

ケース1、18時になったら、テレビを観る事が出来るのだが、18時のチャイムが鳴ってた瞬間に房長のところへ行きひざまずいてテレビのリモコンを渡さなければならないというもの。
一秒でも遅れれば、どやされるらしい。

ケース2、房長にリモコンを届けるという制度はないものの、テレビのチャンネルは絶対にNHKでならなければならないという部屋。
永遠にNHKを観させられるという地獄を味わうらしい。

ケース3、房長以外は絶対に音を立ててはいけない部屋。
その部屋では、とにかく音を立ててはいけない。
食器を置く時に机に食器がコツンと当たろうものなら、房長以外の同衆から『今、音が鳴ったぞ!』と注意されるらしい。
最終的に音が鳴ったから鳴っていないかのジャッジは房長がするみたいだが、古株になれば多少甘いジャッジになるという。
新人の同衆達だと『今、音鳴りました』『今のはセーフだろう』というようなやり取りが日常で、音を立てないようにゆ〜っくり立ち上がり動こうとしたら膝をポキっと鳴って『今、音が鳴りましたよ』と指摘する事もあるらしい。

俺は独居で良かった❗️

毎日、北斗の拳のケンシロウよりも、ボキボキ骨鳴らしとるでね・・・😭

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